阪急設計コンサルタント|2011-2021 創立60周年記念誌
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京都線崇禅寺~淡路駅間 営業線直上での施工風景千里線柴島~淡路駅間(天六方を望む)立体交差完成予想図京都線と都市計画道路歌島豊里線交差部の2層トラス桁 千里線神崎川橋梁(手前:仮線橋梁 奥:新設橋脚、仮受ベント)新設橋脚構築14 阪急京都線相川駅~正雀駅間の南村踏切道付近では、2020年1月より都市計画道路十三高槻線が立体交差する工事に着手している。この工事は、立体交差する道路橋、既存歩道橋の架替え及び歩道橋の新設に係る施工を大阪府に代わって、鉄道との立体交差工事のノウハウを持つ阪急電鉄(株)が実施している。 特に道路橋は約92mの橋桁が線路の上空に架けられる大規模な工事となり、架け替える歩道橋は約32m、新設の歩道橋は約50mの橋桁が線路の上空を跨ぐものとなる。 本工事が完成すると、大阪都心部から高槻市域の国道171号へ接続が可能となり、国道171号だけでなく、府道大阪高槻京都線の渋滞緩和にも期待できるものとなる。 当社では、大阪府及び阪急電鉄(株)から提示された方針をもとに、列車運行に対する安全性を確保することを第一の目的とし、線路の上空、線路に接近する橋梁架設について計画・設計を行い、現在は工事監理を行っている。都市計画道路十三高槻線と阪急京都線との立体交差事業2

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