阪急設計コンサルタント|2011-2021 創立60周年記念誌
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1243621ホーム(大膜屋根下)ホーム阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)・鳴尾駅(ホーム上家改修)土木・建築:2007年~2017年/設計西元町駅(バリアフリー化)土木・建築:2020年竣工/設計2 4線4面の構造を4線3面に改良することによりホーム幅員を拡げ、プロ野球の開催時等の混雑時にも、旅客に安心、快適にご利用いただける空間につくり変えた。 「阪神甲子園球場」がもつ強固な個性を象徴的に表現するため、ホーム中央に「白球」をモチーフとしてデザインした大膜屋根(幅約40m×長さ約38m)を設置した。駅の意匠は、球場との連続性を意識した計画とすることで両者の一体感を創出し、球場に向かう旅客の期待を高揚させる空間づくりをめざした。全景1[兵庫県 人間サイズのまちづくり奨励賞受賞] 2006年阪急・阪神経営統合後の2007年度から鳴尾連立の土木・建築の設計業務を受注した。駅舎デザインは地元の武庫川女子大学建築学科と協働で作成し、外観はかつての鳴尾沖に浮かぶ帆掛け船をイメージした屋根、外壁兼用の曲線加工プランクシートを採用した。外観5【阪神電気鉄道関連】甲子園駅(改良)土木・建築:2007年~2016年/設計

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