阪急設計コンサルタント|2011-2021 創立60周年記念誌
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88979千里方阪急電鉄千里線 1.50% 1.50%1007500 1.50% 1.50%淡路方1001.0% 1.50% 1.50% 1.50% 1.50%1007500100 1.50% 1.50%現地写真イメージ図横断図(一般部)28阪急千里線と都市計画道路十三高槻線立体交差事業土木:2003年~2013年/設計・監理 阪急千里線と大阪府都市計画道路十三高槻線の交差部は道路のアンダーパス構造で、当該道路は都市計画幅員が狭く1階部分が道路(片側1車線)、2階部分が歩道の1径間2層構造の函渠となっている。そのため、一般的な道路アンダーパスに比べて掘削深さが深くなり、軌道の変位に厳しい制限が設けられている鉄道交差部の仮設土留め壁は変位を抑えるために剛性の高い芯材の採用と地盤改良による先行地中梁を設置する計画とした。当該地域は、表層に軟弱層があることと液状化層があるため、U型擁壁の底盤部は全面に地盤改良体を施工する計画とした。横断図(阪急交差部)710熊野橋架替・改修土木:2015年設計業務完了/設計 熊野橋は琵琶湖疏水に架かる3径間の鋼コンクリート混合道路橋であり、その形式は「モニエ式」として土木学会近代土木遺産Bランクに指定され、大正11年に建造されて以来今日まで長く市民に親しまれてきた橋梁であるが、老朽化が顕著になり早急な対応が必要となったことから、上部構造については架け替え、下部構造については補強を行うことになり、その詳細設計を実施した。111011

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