社員インタビュー

調査技術部
鉄道構造物維持管理担当
N・M

2022年キャリア入社

一問一答

Q1入社前はどんな仕事をしていましたか?

建設会社で土木工事の施工管理をしていました。

主に港湾工事のうち漁港の岸壁や防波堤の工事に携わっていました。
東北の震災復興の現場に長く勤めていたので、被災した町の復興とともに年々観光客の方々が増えて賑わいが戻ってくる姿をみるのが楽しく、また地域住民の方々に魚介類をごちそうになる機会が多く人とのつながりを実感できる職場でした。

Q2今どんなプロジェクトを担当していますか?

調査技術部で鉄道構造物の維持管理を担当しております。

電車が走るための線路を支えている橋梁やコンクリート構造物の定期検査、補修計画、補修工事の現場監理を行っています。
定期検査は現地で専用ソフトを使って記録などを行うのですが、ソフトは2006年に開発され、これまで軽微な改修を重ねながら使用されています。現在ソフトの大規模改修について、関東・関西の複数の鉄道社局で構成する検討会が行われており、阪急・阪神グループ外との交流の機会もあります。

Q3どんなときにやりがいを感じますか?

全ての検査が無事に完了したとき。

定期検査では、例えば阪急神戸線の検査が全て終わる、阪急宝塚線の検査が全て終わる、などの検査業務の節目で、1段落した気持ちになり、「やりきった」とやりがいを感じます。また高架下テナントの漏水補修工事などで補修業者の方と打ち合わせを行い、原因を確認し補修方法を模索した中でよりよい方法で施工が完了し、テナントの店主さんなどにお礼を言われたときはやりがいを感じました。
常に確認を行い、地域の方とコミュニケーションをとり、施工するのは今までと変わらずに続けていく部分だと感じました。

Q4スタッフの教育体制はどうですか?

上司や先輩から現場や検査で都度丁寧に教えてもらえるので助かっています。

また不安なときや分からないことがあれば聞きやすく、言い出しやすい職場です。
線路内での検査や工事という、今まで経験したことのない環境で仕事していくなかで一番大事なことは、列車運行を阻害させ電車をご利用のお客様にご迷惑をおかけしないこと、構造物から物などを落とし第三者に危害を及ぼさないこと、と教えていただきました。
構造物に起因する運行阻害を起こさないように、これからも維持管理(検査、補修)を行っていきたいと思います。

Q5阪急設計コンサルタントのいいところは?

仕事とプライベートの両方を充実できるところ。

仕事の面では自分で考えて行動できるところだと思います。例えば補修方法などを計画し、施工業者と打ち合わせを行い、決定した補修方法を実行できるのがやりがいにもつながっていると思います。またその中で、今までの工事で学んだ知識と鉄道工事という特殊な知識をこれから学んでいけるのは面白い部分だと思います。
就業面では、有給休暇がとりやすいと感じています。有給休暇を使ってプライベートで趣味のゴルフを楽しんだりしています。
鉄道の補修工事は電車の止まっている夜間に行うことが多いのですが、次の日は非番になります。
非番の日には、前日の夜間作業の疲れを取るよう休むことを基本していますが、余裕のある時は普段混雑していて入りづらいお店などに行き、空いているお店でおいしい食べ物を食べるのが楽しみになっています。

上司から見たMさん

補修工事の多くは夜間に行われるため、日勤で定期検査~夜勤で補修工事の現場監理となると、昼食、晩御飯も一緒となり、一日中部内のメンバーと過ごすことが多くなり、気が付けば家族同然のような感覚が生まれてきます。
Mさんも入社当初は緊張していたものの、今は部員ともうちとけ、仕事のわからないことだけでなく、雑談なども含めたコミュニケーションをうまくとり、よいペースで仕事に取り組んでくれていると感じています。
鉄道の維持管理のプロになるべくこれからも邁進してほしいと思います。

キャリアパス

  • 2022年

    入社
    鉄道構造物通常全般検査業務
    小規模補修工事計画~現場監理業務

  • 2023年

    ホーム検査効率化検討業務の主担当
    構造物検査効率化に向けたドローン導入計画の副担当