社員インタビュー

職場での良い人間関係を発展させる
存在であり続けられたら。

松尾 昌之

調査技術部 2017年4月中途入社

一問一答

Q1入社前はどんな仕事をしていましたか?

関係者とのコミュニケーションで円滑な工事管理

建設会社で土木工事の施工管理(現場監督)をしておりました。当時の経済全般はバブル経済崩壊後の不況下にあり、またその後も建設業界は政権交代に伴う公共事業費削減など、厳しい受注環境にありました。
そんな状況下でも、住民の方から「良い道にして頂いてありがとうございます。」とお声掛けしてもらえたときは、本当にやって良かったと感じました。それとは逆に少々大げさに聞こえるかも知れませんが、住民の方々のために工事をしているのに、事あるごとに苦情やご意見ばかりを頂くと、自分の仕事って何なのか?という気持ちにもなりました。
しかし様々な性格や年齢層の方とコミュニケーションを重ね、関係する人々との相互協力で、これまで約20年間、私が携わった現場では1度も大きな事故や災害を起こすことなくやってこられたのが何よりの宝物です。

Q2今はどんなプロジェクトを担当していますか?

構造物の維持管理業務で検査と補修を担当しています

調査技術部で、鉄道構造物の維持管理を担当しております。
わが国では社会資本の老朽化問題がクローズアップされていますが、鉄道構造物も例外ではありません。一例としてコンクリート構造物からコンクリート片が落下する事象は全国的にも発生し、しばしば報道もなされている状況です。そこで我々の部署では、このような事象の発生を未然に防ぐため定期的に検査を行って変状や損傷を発見し、継続的な監視や優先順位を考慮した補修計画を立案し、さらには補修工事の監理も行っております。
中でもプラットホームの維持管理には細心の注意を払っております。プラットホームは列車に極めて近接して作られており、そのため剥落や変形等の損傷が発生しますと、列車の運行阻害やお客様への危害に繋がりかねません。我々の部署では毎年ホームの検査も行っているのですが、これまでの検査方法や補修工法をより良きものに改善するための取り組みも行っています。

Q3どんなときにやりがいを感じますか?

結果に責任を持つこと、それは厳しいけれど、やりがいも感じます

私が担当している鉄道構造物の補修工事は、通常の土木工事のように構造計算とそれに基づく図面があって、そのとおりに施工していくものではなく、既設構造物の機能性確保、および補修箇所と既設箇所の融和性を第一に、数種の工法の中から経済性・施工性・耐久性・美観等を総合的に勘案して選定し、自らの専門的知識を基に様々な情報を駆使して立案していくのが大きな特徴だと思います。さらに緊急対応案件では、より迅速な対処も要求されます。
例えば地下の漏水補修工事ですと、専門施工業者の方と共に原因を調査し、自分が選定した補修方法に彼らも同意し、自分の設計通りに補修工事が完了したときは、たとえ小さな工事でも大きなやり甲斐を感じます。言い換えると、自分の判断で業務を遂行できるという側面があります。
加えて、自分で立案したからには当然その結果に関して責任が伴いますが、その点にもやりがいを感じています。

Q4仕事で一番大切なことってなんですか?

より良き人間関係の構築

私が以前の職場も含めて今まで仕事をしてきて一番大切なことだと思ったのは、やはり人間関係です。生身の人間同士のことですから、どうしても性格的に合う・合わないがあります。しかし、人間関係が上手くいっていると、肉体的な疲労もある程度我慢できますが、人間関係から発生する精神的疲労は肉体的疲労とは比較にならないくらいの苦痛を伴うように思います。
上司と部下の関係が良いと、部下が何でも気軽に上司に相談できる雰囲気となって部下の成長にも繋がるし、同僚同士の関係が良いとお互い助け合い、また率先して仕事に取り組めるようになって、職場の雰囲気も明るくなります。取引先の方や工事現場であれば地元住民の方との人間関係の良し悪しが良い仕事に繋がってきます。
以上のことから、私はより良い人間関係を築くために何を心掛けるべきかを問い続け、職場での良い人間関係を発展させる存在であり続けられたらと願っています。

Q5スタッフの教育体制はどうですか?

安全第一を基本にステップアップ

順を追って確実にステップアップできる体制がとられていると思います。
 私の場合まず机上で業務内容の説明を受け、また鉄道関連業務の特殊性に関し、列車近接作業の危険性や心得を過去の事故事例などを交えながらしっかりと説明を受けました。
次に実際の業務に繰り返し同行し、そこで生じた疑問や質問にも丁寧に答えていただきました。
その次の段階としては責任者の立場で業務を行うのですが、その時も別の現場に従事する先輩社員から「何かあったらいつでも携帯に電話してきてよ。」と声を掛けてもらい、不安が和らいだこともありました。
また上司は気軽に各社員に声掛けを行うとともに個々の社員の育成状況を把握しており、この者にはこの業務を任せても大丈夫だろうとか、もう少し経験させてから任せようか、を慎重に判断しています。
以上のように成長の段階に応じて、組織全体で教育に取り組む体制がとられており、入社後も安心して勤務できる会社だと感じています。

上司から見た松尾さん

松尾さんは言わば構造物のお医者様です。専門的知識で構造物を診察・判断・処置し、いつまでも元気にトンネルや高架橋や橋梁が働けるようにサポートする、鉄道の安全安定運行のために大変重要な仕事です。そして、お医者様と同様、経験を積み重ねて知見を高めてゆく必要があります。松尾さんはその落ち着いた話しぶりや日々研究を怠らない姿勢により、周囲の信頼も厚く、これからも構造物維持管理のエキスパートとして活躍を期待しています。

キャリアパス

  • 2017年

    入社
    構造物検査業務および構造物補修の施工管理業務に従事

  • 2018年

    ラインセンサカメラを用いたトンネル通常全般監査を担当
    能勢電鉄準土木工事監理責任者資格取得

  • 2020年

    エリアセンサカメラを用いたトンネル通常全般監査を担当
    阪急電鉄土木工事監理責任者資格取得

鉄道土木構造物の検査・補修のご紹介